LECTURE

オリンピックメダリスト朝原宣治氏による陸上教室

2015/04/04

4月3日(金)、本校の人工芝オールウェザートラックを会場にして、元五輪胴メダリストの朝原宣治氏を招へいしての陸上教室が開かれました。

朝原氏はアトランタ・シドニー・アテネ・北京の五輪4大会に連続出場を果たされ、北京では4×100mリレーで悲願の銅メダルを獲得。メダル獲得時の競技の様子は爽やかな感動を呼び起こして、今なお日本人の心に刻まれ続けています。

そんな特別コーチをお招きしての教室には、朝原氏が現在主任コーチを務めておられる大阪ガスNOBY T&F CLUBから専任コーチの荒川大輔氏(元世界陸上日本代表)と山本慎吾氏(不滅の100m小学生日本記録保持者)も同行され、3人でのコーチングとなりました。

会場には地元近隣地区から小学生14人、そして本校と三田市内の他高校を合わせた陸上競技部の中高生約50人が集合。彼らは小学生と中高生の2グループに分かれ、朝原氏らからの技術指導を直接受けました。

這う、立つ、歩く、跳ぶ、走るという動作を通じて、体幹や体軸を強く意識しながら「身のこなし」を巧みにしていくプログラムは、年齢に関わらず受講生の子供たちの誰もにわかりやすく、その場ですぐに実践できる内容。カエルや馬等の動物の動きを模したり、体重移動のポイントを具体的に指示してもらいながら、受講生たちはわいわいと賑やかに、しかしポイントを着実に理解しながらさまざまなトレーニングに取り組んでいきました。

ウォーミングアップから最後のダッシュまで、飽きることなく学び、身体を動かせた受講生たち。彼らにとってアッという間だった2時間は、当日の曇天を吹き飛ばすような爽快な教室になったことでしょう。

柔道メダリスト 山口 香氏 特別講演会

2015/03/14

3月14日(土)、ソウル五輪女子柔道の胴メダリストで現在は筑波大学大学院准教授として教鞭をとられる傍ら、日本オリンピック委員会(JOC)理事としてスポーツ全般の普及発展にも努めておられる山口 香氏にご来校いただき、特別講演会を開催しました。

中学校生徒全員を対象に「夢を叶えるために」と題された講演は、まずは「スポーツの魅力」から。たとえば、逆上がりができた時の喜びが後に人をスポーツへと導く欲求となるからだと、中学生にもわかりやすいかみ砕いたお話から始まりました。

続く「柔道の魅力とは?」では、柔道以外のスポーツをアイスクリームに、柔道をスルメに例えられ、客席の生徒とコミュニケーションを図りながら講演を進行。今すぐに楽しくなるわけではないが、柔道には毎日の積み重ねの上に頑張った後のご褒美としての大きな感動があること、そして柔道のみならず、スポーツや勉強など感動のタネはどこにでも落ちていてそれを拾うかどうかが大事なこと等を語られました。

お話は佳境に入り、「夢を叶えるために」では、一定レベルの基礎力を身に付けるために自分の欠点と向き合うこと、徹底した準備が必要で強い選手ほど細心の準備を行い、試合では大胆になること、さらに自分の行動を判断・実行・評価するためのリカバー力が必要で答えは自分自身で見つけること等が大事だと話されました。

アスリートらしくハキハキとした口調とテンポのよい進行で、会場全体をグイグイと引き込んでいかれた山口氏。

最後には「柔道から学んだこと」として、世の中には不必要なもののないことやつねにオープンマインドでチャレンジすること、失敗を恐れないこと、負けて学ぶことが多いこと等を話され、グローバル社会で活躍できる人間に求められるものや2020年東京五輪の意義までにも言及。「夢が叶うとはかぎらない。しかし、夢を持つこと、追いかけることが大事」と本校の中学生たちに熱いメッセージを贈られて、あっという間の90分間の講演を終えられました。

わかりやすさの中にシビアさも交えられたお話は、その根底に子供たちへのあたたかな眼差しと期待感がひしひしと感じられ、会場に居合わせた人の誰もに爽やかながらも強い印象を残した講演となりました。

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サッカー元日本代表キャプテン 宮本恒靖氏のサッカー教室

2014/11/24

3連休の最終日にあたる11月24日(祝)。晩秋の晴天と気持ちの良い季候の下、少年サッカー教室の第2弾が開かれました。

今回も9月の前回と同様に、地元•三田から小学5•6年生の少年サッカーチーム計12チーム・140名をご招待し、教室開始前から本校の人工芝グラウンドは未来の日本代表たちで大賑わいの状態。本校校長による開会の挨拶が終わると、待望のスペシャルコーチ、サッカー元日本代表キャプテンの宮本恒靖氏が登場し、グラウンド内外を埋め尽くした少年少女サッカー選手たちとその保護者からおおっ!と歓声が轟きました。

前回よりも大人数の少年少女サッカー選手が集合したため、今回は宮本氏の他にもヴィッセッル神戸からアンバサダーの吉田孝行氏、同サッカースクール/U-12技術統括補佐兼アカデミースカウトの高木健旨氏も帯同し、3人でコーチングを開始。ウォーミングアップに続き、リフティングやドリブル等のボールを使った基礎トレーニングで少年少女サッカー選手たちは早くもテンションが上がると、プログラムはメインの少年サッカーチーム対コーチ陣のミニゲームへと移っていきました。

宮本氏と本校高校サッカー部員たち計8人のチームが、少年サッカーチーム12チームを次々と迎え撃つ形式のこのゲーム。先に1点をゴールしたチームの勝ちというルールに基づき、少年少女サッカー選手たちは懸命にボールを追い、ゴールを攻め立てました。

しかし、そこは相手が元日本代表を擁するコーチ陣チーム。少年サッカーチームの攻撃をかわしては得点し、彼らにプロの壁を見せつけた!と思いきや、不意を突かれて少年少女選手たちにゴールを許すシーンも見られ、グラウンドは笑いや感嘆の声、拍手喝采に始終包まれていました。

こうして2時間半があっと言う間に過ぎ去り、振り返れば宮本氏をはじめとするコーチ陣の的確な指導とクールなプレイスタイルに、その場に居合わせた誰もが魅了された教室となりました。

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特別講演会 井巻久一氏(44回卒 マツダ株式会社元代表取締役社長) 

2014/11/15

11月15日(土)、本校OB(44回卒)であり、現在はマツダ株式会社相談役および兵庫県立大学特任教授を務めておられる井巻久一氏にご来校いただき、特別講演会を開催しました。

井巻氏は昭和17年西宮市生まれ。昭和30年に三田中学校(現三田学園中学校)に入学され、後に姫路工業大学(現兵庫県立大学)機械工学科に入学。昭和40年には同大学を卒業されて東洋工業株式会社(現マツダ株式会社)に入社されました。マツダ株式会社(以下、マツダ)では生産畑出身の生え抜きとして数々の要職に就かれた後、平成15年に代表取締役社長兼CEOに就任され、当時経営不振に陥っていた同社を急速にV字回復されたことで知られます。

今回の講演会は今年度の本校学校案内パンフレットにご寄稿いただいたことがご縁となり実現したもので、「私の履歴書」と題して本校生だった頃を含む学生時代やマツダ在職時代を振り返りながら、井巻氏ご本人が歩んでこられた道のりやその時々の人生への考え方をお話しいただく内容になりました。

子供から三田学園卒業までの頃を通じ、働く父親の背中を見ながら覚えた「信用と信頼がすべて」ということ。

マツダ入社時の面接で「マツダをまともな会社にしてみせる」と豪語されたり、一転入社後には「お前は要らん子」と周囲から遠ざけられたり、昇進でもさまざまな壁にぶち当たられたりしたこと。

そして、課長・部長時代には計50時間にも及ぶ話し合いの中から「ルールで締め付けない」こと、「個性豊かでユニークな“非まじめ”な発想や行動を尊重する」ことで「社員一人一人を大事にするマネージメント」を学ばれたりしたこと。

さらに、話のクライマックスでは外資系企業の傘下にありながら役員から社長までの就任を通じて培われたのは、物事への自発的な取り組み方に基づく「自分発」という心構え、そして絶えずイノベーションし続けることを指す「脱皮しない蛇は死ぬ」という危機意識が人生ではとても大事だということ。

マツダの自動車テクノロジーに関する裏話も交えながら、あっと言う間に過ぎていった90分間。

一部上場企業の浮沈とともにご自身も起伏に富んだ人生を駆け抜けてこられた井巻氏からは、いずれ社会人になっていく本校の後輩たちに対する愛情のこもったメッセージが数多く贈られました。

現役の高校生にとっては多少難しいお話だったかもしれませんが、今日の大先輩の一言一言がやがて生徒たちの人生に重要な意味をもつ日もやってくるのではないでしょうか。

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人工芝グラウンド完成記念少年サッカー教室

2014/09/23

朝からこれ以上ない秋晴れに恵まれた、秋分の日の9月23日(祝)。先の人工芝グラウンド完成を記念して、三田学園サッカー部と保護者会、サッカー部OB会共催の少年サッカー教室が開かれました。

地元•三田の少年サッカーチームから、小学3•4年生を中心とする6チーム計100名以上の少年少女選手が集合。本校校長による開会の挨拶に引き続き、本日のスペシャルコーチであるサッカー元日本代表の森島寛晃氏が登場して熱いメッセージを少年少女選手に贈ると、彼らのテンションも一気に上昇しました。

サッカー教室は森島氏の指導に基づき、2人1組になってのウォーミングアップからボールを使った基礎トレーニングまでを入念に。その後、このサッカー教室のメインプログラムである森島氏と少年少女選手たちのミニゲームが行われました。

通常よりも小さなコートで、森島氏と本校サッカー部員の5人からなる「大人のチーム」がフルメンバーで構成された「少年少女チーム」を迎え撃つこの試合。わずか5分の短時間ながらも必死でボールを追いかける少年少女選手と、彼らに的確なアドバイスを行いながらも随所に元日本代表、元プロ選手としての「技」を散りばめ、披露してくださる森島氏のかけあいが楽しく、観戦する保護者や関係者の大人たちからも感嘆や歓声がしきりに上がっていました。

教室の最後は参加者全員での記念撮影と森島氏のサイン会で、閉会時間を過ぎても森島氏の周囲は人だかり。熱いハートと軽快なトーク、そしてサッカー指導者としての確かな技量に裏打ちされた森島氏に、その場に居合わせた人の誰もが魅了されたイベントは大成功のうちに幕を閉じました。

なお、午後からは同じく人工芝のサッカーコートで本校サッカー部と、今年度インターハイベスト8進出を果たした強豪、広島県立広島皆実高校によるエギジビション試合が行われました。

JAXA 宇宙飛行士 野口聡一氏 講演会

2014/04/10

4月4日(金)、本学小寺ホールにおいて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士・野口聡一氏を講師にお迎えして講演会を開催し、中高生や保護者ら約700人が聴講しました。
 野口聡一氏は平成17年に日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動、平成20年にはロシアの宇宙船「ソユーズ」に約半年間、長期滞在されるなどの活動をされております。
 講演会の演題は「宇宙においでよ!」。日本人の宇宙飛行士仲間を紹介後、船外活動やISSでの実験、長期滞在の様子など映像を交えながら説明をしていただきました。「宇宙飛行士には、スキル(熟練した技術)、迅速な対応、状況認識などが必要で、現在は10年前と違って各国の飛行士と協働するために、異文化への順応とアウトリーチ(広報普及活動)も求められている」と強調されました。また、宇宙船から撮影した地球の映像を紹介しながら「宇宙から見た地球はまだ美しかった。しかし安心してはいけない。これから100年後の子孫にも地球は綺麗だと思ってもらえるよう、今から地球を一つの生命体と考え環境を守る視点を持って欲しい」と説明がありました。将来を担う生徒たちにとって大変貴重な講演となりました。

特別文化講演会 ~ノーベル化学賞受賞者 根岸英一博士を迎えて~

2013/10/08

10月8日(火)、米国パデュー大学名誉博士で2010年にノーベル化学賞を受賞された根岸英一先生を講師にお迎えして「講演会『夢を持ち続けよう!』」が開催されました。

根岸先生がノーベル賞を受賞された有機化合物結合の研究についての説明をされながら、ノーベル賞をとられるに至る過程を振り返られ、一つ一つステップを上っていくことが大切であると強調されました。低いところから一度に高いところへいけるということはまずない、自分の好きなことを見つけ、できることをしっかりやっていくことだと、強いメッセージを生徒たちに送っていただきました。最後に高校生徒会長が挨拶をしましたが、その中でも先生のお話を聞き、「一つ一つステップを上っていき、高みに近づき自分も世界の役に立てるようになりたいと思いました」と締めくくってくれました。

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