10月4日(土)、高校1年生の保護者の方を対象に進路講演会を開催いたしました。
講師には、代々木ゼミナール 主幹研究員の山根正義様をお迎えし、「未来を見据えた進路選択と大学入試」をテーマにご講演いただきました。
山根様からは、まず「文理」について、単に文系か理系を選ぶだけではなく、これからの社会における課題解決には“文理双方の視点=複眼的な考え方”が求められること、また学問領域が幅広く交差し、大学における学びが多様化していることについて、具体的な大学の事例を交えてご説明いただきました。
また、入試制度の最新動向についても詳しくご解説いただきました。推薦入試を含む入試の全体像や、推薦入試の特徴・受験時の心構え、募集人員に占める推薦入試の割合などの情報に加え、推薦入試であっても学力試験や共通テストを課さない入試の割合は低いこと、また共通テスト利用入試や英検を活用した入試が増加傾向にあることなど、具体的なデータや事例をもとにわかりやすくご紹介いただきました。
さらに大学入試日程の概略や、今から必要となるスケジュール管理の大切さや受験までのロードマップの描き方、さらには大学や学部を選ぶ際の考え方にまで話題は広がり、高校1年生の段階で押さえておきたい情報が盛りだくさんの内容となりました。
今回の講演会を通じて、今後のお子様の進路を考えるうえで多くのヒントを得ていただけたことと思います。ご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
進路情報部は今後も最新の入試情報や進路に関する知識を適切に提供し、ともにお子様の将来を見据えた進路選択を支えてまいります。