関西学院大学 学部選択説明会④

2018.05.10 進路指導室だより

5月10日、高3関学コース生に対する学部説明会の最終日で、文学部と教育学部の先生方に御来校いただきました。

文学部からは、副学部長の北村 昌幸(きたむら まさゆき)教授にお話いただきました。高校と大学の学びの違いを、徒然草研究の例、ゼミ形式の授業風景の写真、多様な卒業論文のテーマ、白衣を着てラットを研究する様子などを例に挙げて、丁寧に教えていただきました。また、「文学部の学びは、人間の本性とは何か、人間の営みの本質とは何かを探求する学問である。人間を研究することは、自分自身の魅力に気づき、磨いていくことにつながる。」という先生のお言葉が印象に残りました。

教育学部からは、眞城 知己(さなぎ ともみ)教授にお話頂きました。教育学部の各コースの充実した内実、西宮聖和キャンパスの雰囲気と魅力、教育学部独自の留学プログラムに関するお話もありがたいものでしたが、要所に「教育というのは教え込むことではなく、子どもたちそれぞれに必要な力を高めていくことで、その際、 特に大事にしてほしいのは、その学びの場における、子どもたちに対する瞬間の気付きと判断の力です。」と語って頂いたのが、とりわけ深く心に残りました。