進路講演会 探求思考講座 〜課題を発見する力を身につけよう〜

2021.12.20 高校2年生

 12月16日に、リクルートの林田雄太さんにお越しいただき、課題発見から解決までの道筋について、ワークショップをしながら講演していただきました。
 まずは、社会で働く上で必要な力をいくつか例を挙げていただきました。次に、今回の本題である『今後、特に必要になる力。課題を発見する力』です。課題とは、《「理想とする姿」の実現に向け、解決しなければならないこと。》このことから、身近な問題である食堂の混雑緩和に向けてのワークショップを行いました。また、知ると理解するは似ているようで別で、自分がちゃんと理解出来ていないと人に説明することができない。など日常生活においても、いろんな人の視点で物事を考えることによって、普段何気なく生活している場でも課題が見えてくることがある。様々な視点に立って(なりきって)物事を見ることが課題発見・解決に向けて重要だ。ということをお話いただきました。

 まとめとして、日頃から《課題とは何か。いろんな人の視点になって物事を見てみる》《自分自身や身の回りの、現状→理想→課題→視点を考える》これらを意識し、そこから高校・大学・就職へつなげてほしい。とお言葉をいただきました。

 進路講演会と聞くと固くなっていましたが、日常生活の問題点をグループで話し合いどのように解決するか。というワークショップを通して主体的に考え、バラエティーに富んだ意見を出していました。勉強だけでなく、部活動や日常生活でも自分の課題を発見・分析し、理想に近づくための道筋を立ててほしいと思います。