10月6日(月)午後から、同志社大学訪問を行いました。
まず、本校卒業生の案内により同志社大学のキャンパスツアーを行いました。学食でランチを堪能したあと、普段は立ち入ることのできない図書館や礼拝堂、さらにラーニングコモンズなどを見学し、大学生活の雰囲気を直に感じることができました。
キャンパスツアー終了後は、経済学部大野教授のゼミを訪問しました。今回は大野先生のご厚意により、2回生のゼミに参加させてもらうことができました。事前にいただいたゼミの資料を使った「クリティカル・リーディングワーク」を体験しました。「クリティカルシンキングを会得し情報を精査するように読む力をつける」ことを目標に、本日は新聞4〜5誌(本校生は3誌)を読み、比較し、表にまとめるというワークに参加させていただきました。生徒たちは、2チームに分かれ取り組んでいきました。
参加した生徒たちは、
「読むと言ってもいろんな読み方があるんだと知った、難しかった」「比較して読むって楽しかった」「貼って考えを整理していくやり方は初めてなので新鮮で面白かった」「いろんな考えがあって、それを書き出すのが難しかったけど、楽しかった」「金曜日の発表までやりたい」「それぞれの立場での価値というのが何となくわかった」「大学のことについてもっと考えたいと思える機会になった」
と多くの感想がありました。
大野先生やゼミ生のみなさんに褒められる場面があったり、増えていく付箋を見ながら適宜助言していただいて再びチームで考えていく場面があったりと、能動的に動いていました。
大野先生、ゼミ生の皆さん。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
ゼミ終了後には、話を聞いた本校卒業生(他大学生と他学部生)が駆けつけてくれて束の間の再会を喜ぶ場面もありました。
今回はゼミという特性上少人数での参加となりましたが、その分学生のみなさんとの距離も近く、濃密な時間を過ごすことができました。キャンパスツアーとゼミ体験を通じて、大学での学びや環境を身近に感じる貴重な機会となりました。
進路情報部では、これからも大学の学びが体験できる場を多く設け、生徒たちの学びたい欲に寄り添った進路支援を行ってまいります。