7月10日、2時間目は中学2年生、3時間目は中学3年生を対象に、高校2年生による文理選択座談会を実施しました。
座談会に先立ち、中2・中3の進路HRでは、高校1年生の秋に行われる文理選択に向けたロードマップを確認しました。文系・理系それぞれの学問分野や、自分の興味・関心や強みについて考える時間を設け、中学生自身が進路に向き合うきっかけとなるよう準備をしました。
座談会では、高校2年生が自身の体験をもとに、どのような観点で文理選択を考えたのか、選択にあたって何に悩み、どのように決断に至ったのかといった具体的なプロセスを語ってくれました。また、実際に文系・理系を選んで学んでいる今だからこそ感じていることや、選択を振り返っての気づき、そして「こうしておくとよい」「こんな視点を持つと役立つ」といった中学生への実践的なアドバイスも多く含まれており、非常に参考になる内容でした。
中学生たちは、先輩の話を真剣に聞きながら熱心にメモを取っており、その姿がとても印象的でした。また、文理選択に限らず、勉強方法や中学時代の過ごし方についても積極的に質問する生徒もおり、先輩の実体験を参考にしようとする姿勢がうかがえました。
昨年度から始まったこの「文理選択座談会」は、在校生の先輩たちが自分の経験をもとに、中学生に進路選択の考え方を伝える進路イベントです。これは中高一貫校ならではの特色ある取り組みであり、中学生にとって、自分の将来について考える貴重なきっかけとなっています。
後輩のために真剣に話をしてくれた高校2年生のみなさん、本当にありがとうございました。