中1保護者対象 進路講演会

2026.02.16 学園通信進路指導室だより

           

2月14日(土)、中学1年生の保護者対象の進路講演会を実施いたしました。

ベネッセコーポレーション キャリアコンサルタント 江頭様を講師としてお迎えし、これからの社会と進路選択についてご講演いただきました。
講演では、まず「これから子どもたちが生きていく社会の変化」についてお話ししました。これからの社会は、親世代が経験してきた時代とは大きく異なります。技術革新や価値観の多様化が進む中で、社会のあり方そのものが変化しています。その変化に伴い、教育の内容や方法も変わり、大学入試も大きく転換しています。単に知識量を競うのではなく、思考力・判断力・表現力、さらには主体性や協働性などが重視されるようになっています。また、大学での学びに対する価値観も変化し、「どの大学に入るか」だけでなく、「大学で何を学びたいのか」がこれまで以上に問われる時代になっています。

大切なのは、子どもたち自身が「学びたいもの」を見つけること。そして、それが見つかったときに一歩踏み出せるだけの土台があるかどうかです。社会の変化に対応できる土台の一つとして、学力は当然欠かせません。しかしそれに加えて、学ぶ意欲や熱量を持っているかどうかも、これからの時代を生きる上で重要な力となります。

講演では、学力推移調査の見方についてもお伝えしました。校内順位だけを見るのではなく、GTZなどの指標を活用し、全国的な位置や到達度を客観的に把握すること、そして前回からの学力変化を折れ線グラフで確認し、伸びや変化に目を向けることの大切さについて共有しました。また、結果だけに注目するのではなく、お子さまとの対話を大切にしていただきたいこともお話ししました。問いかけを増やし、子どもの考えを引き出しながら、親として「伴走者」であり続ける姿勢が、これからの進路形成において大きな支えになります。

進路は中学3年生や高校生になってから考えるものではなく、中学1年生の今から少しずつ土台を築いていくものです。進路情報部として、学力の伸長だけでなく、生徒一人ひとりが自らの「学びたい」を見つけ、その実現に向けて歩み出せるよう、今後も情報発信と支援を続けてまいります。

ご来校いただきました保護者の皆さま、誠にありがとうございました。