11月5日(水)に人権講演会が行われました。
山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司さんをお迎えして「ネット人権侵害と部落差別の現実」について講演していただきました。

ネット社会になり、部落差別が深刻化したことで差別扇動が大きくなったとお話をされていました。
「見たい情報に囲まれる」「信じたい情報を信じる」のが現代のSNSの特徴です。
SNSで得た情報で、先入観や思い込みで知らないうちに差別をしていることがあると教えていただきました。
その結果、無知・無理解・無関心につながり、そのような人が差別をするのだと話をされました。
「顔の見える」人権学習の大切さ、具体的には当事者と出会い現実を学ぶことの大切さ、声を上げる人が出てきた今だからこそその人に続く人が出てきてくれたらと(ペンギン教育)おっしゃっていました。

今後、いつどうような場面で問題に直面するかはわかりません。
だからこそ、いつでも対応できるように色々なことを学んでいってほしいと思います。