高2探究でTAの対面指導がありました。

2021.11.25 学園通信

本校高校では現在「総合的な探究の時間」学習に取り組んでいます。

自分でテーマを決め、課題を抽出し、情報を収集して解決策や新しい提案内容に昇華させていく──。

そんな学びのプロセスのなかで、本校の豊富な卒業生ネットワークの活用に基づく「TA」(ティーチングアシスタント)による指導を2019年度より導入。現役大学生が各人の専攻や得意分野に関する知識・経験等を生かして、後輩に的確なアドバイスを行ってくれています。

今年度、高2の探究授業でこのTAが大活躍。大学に通う傍ら、OBOG39人が登録してくれました。

TAは100班(グループまたは個人)に分かれた受講生から希望者を受け入れ、6月下旬より11月で5回に及ぶ指導を行ってきました(緊急事態宣言発出下ではオンライン指導)。

受講生はテーマ設定のポイントや情報収集等のリアルな手法、着地に至るまでの視点の持ち方等、TAならではの指導を直接受けることで研究の深掘りを行い、探究学習の真髄を会得している最中です。

去る11月17日(水)には、今年度最初となる対面型の指導も行われ、TA2人が受講生たちを熱心に指導しました。

なお、探究学習は新年2月に学年プレゼンテーション大会を、3月には他学年を中心とする学内への発表を予定。それに伴い、TAも新年まで指導を継続する予定です。

今年度、大学生活の合間を縫い、後輩に時間を割いてくれましたTA=OBOGの皆さんには心から感謝いたします。ありがとうございます。