本校は生徒が「学習習慣」を定着できるよう、伝統的に取り組んできました。
日々の自宅学習の状況を担任教員と共有するスクールダイアリー(生活日誌)はその一例ですが、近年は「家では勉強に向き合いにくい」「部活動の後に塾に通っているから」等の事情から、自宅での学習習慣がままならないという生徒も少なからずいます。
そこで、放課後の自習環境を学内に整備することで、「自学自習」すなわち自ら学ぶ姿勢を身に付けてもらえるような取り組みを、新年度よりスタートすることになりました。
自習支援室「桜陵SSR」(Self-study Support Room)は、生徒が放課後や部活動終了後の時間を使ってその日の課題をその日のうちに終わらせてから下校する、そんな学習習慣の好循環を生み出すシステム。新年度よりの下校時間(中学生17時45分、高校生18時15分)~20時を開室時間に、図書情報棟の教室を活用、さらに個別指導の専門員とチューターを配置することで、生徒一人一人の放課後学習スタイルに対応できる4種類の自習メソッドを提供します。
▇自習支援室「桜陵SSR」の自習メソッド(学習支援システム&コンテンツ)
・質問型個別指導
・【オプション】カリキュラム型個別指導
・【オプション】AI型個別指導
・【オプション】オンライン英会話
有料に基づく完全登録制でICカードによる入室・退室管理を行い、管理記録は保護者にメール配信。現状で考え得る限りの万全の体制を敷いて、新年度からの運用に備えているところです。
この自習支援室「桜陵SSR」のオンライン説明会を、本日1月29日(土)に開催しました。
ビデオ会議アプリを活用した45分程度の説明会では、冒頭に河原中学教頭が「桜陵SSR」開室の意義と経緯をご紹介。続いて、運用にあたる教育関連企業の担当者がシステムの詳細や登録に関する概要を丁寧にご説明しました。
なお、説明会は学年単位(中1・2/中3/高1・2)で配信時間を調整し、計3回行いました。
新年度より新たな教育改革に本格的に取り組む本校の、新たなチャレンジ。
説明会は2月12日(土)にも予定しておりますので、今日を逃したという保護者の方はぜひご参加ください。