新たな学びのかたちがスタートしました。

2022.04.21 学園通信

この4月から、高1・中1の2学年で、新しい学びのかたちであるGCP(Global Competence Program)がスタートしました。
この授業では、生徒一人ひとりの考え方やものの見方を大事にします。異なる価値観のなかで自分の意見を主張し、相手の意見を受容する。対話を通してお互いを理解し、自己が直面する状況にしなやかに適応する力を身につけていく学習プログラムです。
学びで使用する道具(言語)は英語です。激しく変化している社会の中で生涯を力強く生きていく力、グローバルリーダーとして必要な資質をこのGCPで高めていきます。
 
授業を担当するブラッド先生はオーストラリアのメルボルン出身で、ロシア語、フランス語、イタリア語や日本語など多言語の話者です。今週は、その第1回目の授業が行われています。生徒たちは、自分が好きなものや苦手なものを絵で描き、グループのメンバーがその絵を見て、「I think you like ~.」「I think you don’t like ~.」と説明するワークを繰り返しました。
絵を描くというのは、観察力や創造力が必要です。また、その絵を見て質問をするためには、想像力や批判的思考力が必要となります。生徒たちが楽しんで取り組んだこのワークですが、その中で必要となる力は、まさに力強く生きるために必要な資質(competence)です。
初めての授業で緊張もありましたが、生徒たちは積極的に英語を使い、相手に伝えようとする姿勢が見られました。
これらも毎週1時間(高1は月3回)、GCPの授業が行われていきます。次回はどのような経験をすることができるのでしょうか、生徒たちも来週の授業を楽しみにしています。