「JSEC 2021 第19回 高校生・高専生科学技術チャレンジ」最終審査会で、現在本校高2生が審査を受けています。

2021.12.11 学園通信

「JSEC 2021 第19回 高校生・高専生科学技術チャレンジ」(Japan Science & Engineering Challenge=ジェイセック、主催:朝日新聞社・テレビ朝日、以下、JSEC 2021)は、全国の高校生および高等専門学校生を対象とする科学技術の自由研究コンテスト。2003年に始まったこのコンテストでは、科学技術の幅広い分野から研究作品を募集し、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査を通じて優秀作品を選出・表彰します。

それぞれに関心を寄せるテーマに基づき、自発的に課題を発見して解決、さらに次のステップへと展開しようとする若い人材の発掘を通じて、JSECはわが国の理数教育の増進と科学技術水準の向上を図ることが目的。そして、早くより世界に視野を広げてほしいとの思いから、創設時より連携している「ISEF」(International Science and Engineering Fair=国際学生科学技術フェア)へ日本代表を送り込んでいます。

今年開催された「JSEC 2021」に、本校から帯刀健一さん(高2)が研究作品を応募。10月上旬~中旬の予備審査(書類審査)、10月下旬~11月上旬の一次審査会を経て、今日と明日の12月11日(土)・12日(日)に行われている最終審査会に現在出場しています。

 

▇JSEC 2021最終審査会

研究カテゴリー:機械工学

研究タイトル:遊星歯車機構とベアリングの変則配置による小型減速機

研究者形態:個人

氏名:帯刀健一(高2)

 

今年はオンライン開催となった同コンテストで、帯刀さんは本校図書情報棟に陣取り、本日夕方まで行われる審査に取り組み中。研究内容のプレゼンテーション後、専門家の専門審査と企業審査委員を含めた総合審査を受けて最終的な結果発表を待ちます。

予備審査で85点、一次審査会で32点に絞られた研究作品から、最終審査会では8点が選出。審査結果および表彰式は明日12月12日(日)にオンラインで映像配信される予定です。

なお、上位入賞者には来年5月に開催される国際大会「ISEF」での日本代表となる資格が与えられます。

高2探究授業のなかで、帯刀さんが自主的に選び、時間をかけて取り組んできたこの研究。明日には吉報が舞い込むことを願ってやみません。

学園通信をご覧の皆様も、どうぞ応援をよろしくお願いいたします(審査会の一般公開は行われていません)。

 

JSEC2021(第19回 高校生・高専生科学技術チャレンジ)

 

表彰式のオンライン配信は登録のうえ、ご覧いただけます。

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