10月3日(土)、高1保護者と生徒を対象とした進路講演会を実施しました。今回は、河合塾の進学アドバイザー・亀井氏を講師にお招きし、大学入試を取り巻く近年の状況や、現役合格に向けて高校1年生の段階から意識しておきたいことについて、具体的にお話しいただきました。
講演の前半では、まず「現役合格までのスケジュール」を確認し、高校1年生から大学入学までの期間をどのように過ごすことが大切なのかについて説明がありました。また、現役合格に至らなかったケースにも触れ、早い段階から学習習慣を身につけ進路に対する意識を持つことの重要性について考える機会となりました。
近年の大学入試は、一般選抜に加えて、学校推薦型選抜や総合型選抜などさまざまな入試方式があります。講演では、国公立大学・私立大学それぞれの入試の仕組みや入学者の割合、大学入学共通テストの特徴などについても、具体的なデータを交えながら分かりやすく解説していただきました。特に、推薦入試については、「推薦入試だから合格しやすい」という安易な考えで受験するのではなく、募集定員が少ない推薦入試での合格は見た目の倍率以上に難しいという点を踏まえたうえで、第一志望校の受験機会の拡大として活用することが大事だというお話がありました。
また本校でも活用している「学びみらいPASS」について、その目的や結果の活用方法についても説明がありました。自分自身の学習の特徴や今後伸ばしていきたい部分を知り、その結果を日々の学習や進路選択に生かしていくことの大切さを確認しました。

後半では、高校1年生の段階から意識しておきたいことについて、具体的なお話がありました。まず、自分の学びたいことや、学びたいことを実現できる大学について早い段階からじっくり考えておくことが大切だということです。また、日々の授業を大切にしながら、家庭学習を習慣化し、学習の基礎を身につけていくことの重要性についても説明がありました。さらに、目標に向けて計画的に学習する姿勢を身につけることも、大学受験に向けた大切な準備の一つであるとのお話がありました。
日々の授業や定期考査への取り組みは、学力の向上だけでなく、将来の進路や入試方式を選択する際の可能性を広げることにもつながります。また模試についても、受験して終わりにするのではなく、判定に一喜一憂せず結果をしっかり分析することが大切だという説明がありました。偏差値から点数に置き換え、できなかった問題や理解が不十分な分野を確認し、復習につなげることが重要です。

大学受験は高校3年生になってから始まるものではありません。高校1年生からの日々の学習や学校生活の積み重ねが、将来の進路実現につながっています。今回の講演会を通して、大学入試の現状や仕組みについて理解を深めるとともに、今の時期から学校生活や学習にどのように取り組んでいくべきかを保護者の皆様と共有することができました。
進路情報部では、今後も講演会などを通じて保護者の皆様に受験や進路に関する情報をお届けしてまいります。学校とご家庭がともに生徒の成長を見守り、一人ひとりが自分の将来について考え希望する進路へ歩んでいけるよう、これからも支えてまいります。