7月2日(木)、第3回「プロに学ぶキャリア講座」を実施しました。本日のプロ講師は、同志社大学経済学部 大野隆先生です。
講演では、「経済学部と他学部とのちがい」「経済学と商学のちがい」「経済学とは?」「大学とは?」の4つのテーマでお話しいただきました。
はじめに、「神とは何か」「人とは何か」を探究する神学や哲学から学問が発展し、人間社会のルールを考えるために経済学や法学が生まれたという歴史をもとに、経済学が社会の幅広い分野を扱う学問であることを学びました。
また、「時給が1500円から2000円に上がったら?」という身近な例を用いて、経済学と経営学では物事の捉え方が異なることを分かりやすく説明してくださいました。さらに、ケーキの分け方を例に、経済学は「社会全体の幸せ」を考える学問であり、お金儲けだけを目的とする学問ではないことを学びました。
講演では、経済学を学ぶことで社会全体への影響を考える力が身につき、「より良い社会とは何か」「自分は社会とどのように関わっていくのか」を考えるきっかけになるというお話もありました。

続いて、高校と大学の学びの違いについてもお話しいただきました。大学は知識を学ぶだけでなく、新しいことを発見する方法を学ぶ場所であること、そして自分の理解するものの中で興味あるものと興味のないものとを比較すると自分を理解でき、その学びたいことを一番学びやすい分野は何かと考えて学部を選択すると良いと助言していただきました。
本校卒業生である野田さんについての紹介もあり、高校と大学の学びの違いや、大学で身につけておくべき力について実体験を聞くことができました。身近な先輩の話に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
最後には、生徒から寄せられた質問にも丁寧にお答えいただき、講演後も個別に質問する生徒の姿が見られるなど、大変充実した講演会となりました。

今回の講演を通して、生徒たちは経済学への理解を深めるだけでなく、「大学で学ぶとはどういうことか」「自分は何を学びたいのか」を改めて考える貴重な機会となりました。
進路情報部では、今後もさまざまな進路イベントを通して、生徒一人ひとりが自分の興味や関心と向き合うことができるよう支援していきます。