元サッカー日本代表 中田浩二氏のサッカー教室
2015/12/14
前日までの雨も止み、雲の隙間からは青空も見え隠れした12月12日(土)。元サッカー日本代表で現在鹿島アントラーズC.R.O(クラブ•リレーションズ•オフィサー)の中田浩二氏を招聘しての少年少女サッカー教室が、本校人工芝グラウンド・サッカーコートで開かれました。
中田氏はご存知のとおり、Jリーグ鹿島アントラーズからフランスおよびスイスのクラブチームに渡られ、海外でも活躍された後に帰国。再び、鹿島アントラーズの牽引役として活躍してこられましたが、昨年引退。この間に、ユース時代からの日本代表選手を何度も務められて、サッカー日本代表の躍進とともに現役を歩んで来られました。
そんな中田氏が三田の地にやって来られるとあって、当日は地元三田および近隣地域の少年サッカーチームから約130名の少年少女サッカー選手が本校に集合。「皆さん、今日はチャレンジ精神をもってやっていきましょう」とのメッセージを携えて中田氏が登場すると、サッカー教室は早くも熱気をはらみながら幕を開けました。
プログラムはまず子供たちが2人1組に。中田氏もペアを組んでの鬼ごっこやドリブルという、ユニークなウォーミングアップで身体を温めました。続いては、子供たちが二手に分かれてのパスやドリブル。入念な練習からはボールコントロールや連携の基本の大切さが、教わる側にもよく伝わったことでしょう。
そして、教室の後半では子供たちが4つのグループに分かれてのミニゲームが開催。このゲームはなんと!1チームが20人、ゴールキーパーは1人に対して3個のボールを皆が追いかけるという破天荒なルール。最初はどうなることかと思いきや、中田氏も子供たちと一緒になって人工芝の上を駆け回られると、シュートに次ぐシュートがバシバシとキマり、まるでボクシングを見るようなおもしろさでした。
ミニゲームの興奮冷めやらぬ中、ホイッスルが鳴ると教室も終了。「サッカーは日々の積み重ね。皆さんも練習によく励んで目標を目指してください」。そんな中田氏からの最後の熱いメッセージに、子供たちは満面の笑みで応えていた教室となりました。