高校3年生

12th GRADE

<通信欄>

キャリア甲子園感想3

2021/03/23

 今年度も高2はキャリア甲子園に参加しました。全国6870名、2009チームがしのぎを削るなか、本校からもチーム「こみちるりん」が準決勝進出を果たしました。2年連続準決勝進出の「こみちるりん」。昨年度のリベンジを果たすべく、オンライン準決勝大会に挑みましたが、惜しくも敗退。準決勝当日、応援していただいた皆様、ありがとうございました。すべてを出し切ったメンバー三人の感想をどうぞ!

 

 私にとって二度目のキャリア甲子園は、昨年度よりも現実の厳しさを突きつけられました。高一の時もキャリア甲子園に参加し、準決勝まで勝ち進みましたが、惜しくも敗退してしまい、とても悔しく、もう一度参加したいと三人でずっと話していました。そんな時に、今年も参加できるという話を聞き、とても気持ちが高揚しました。

 新型コロナウィルスにより、昨年度よりキャリア甲子園のスタートが遅かったので、短期間で取り組んでいかなくてはならず、そのうえ、部員数が少なくメンバー三人ともレギュラーであるために簡単には休めない部活動、徐々に迫り来る大学入試の勉強などなど、キャリア甲子園との両立が難しかったです。

 私たちは、ピップの「今後の大きく変わる消費者行動の中で、スリムウォークの新しいマーケティングプランを提案せよ」という課題に取り組みました。マーケティングプランを考えていくにあたって、「消費者視点、生産者視点のどちらにも立つこと」が重要なポイントなのですが、普段は消費者の視点のみだった私たちが、どちら側の視点にも立って、どちらにも利益があるように中立の立場で考えなければなりません。そのためには、ピップについて詳しく知り、スリムウォークについて詳しく知っておく必要があり、実際にドラッグストア数店舗に行き、店員さんに売上げについて聞いたり、スリムウォークを購入して着用したりしてみました。そうすると、最初は意見が出ずなかなか進まなかったのに、実際に調べて知ることによって、どんどんアイディアが思い浮かび、企画が進んでいきました。この経験から「知る」ということの重要性を実感しました。

 一番苦しかったのは、動画審査を通過してから準決勝大会までの期間でした。動画審査のフィードバックで私たちは分析力の高さをほめてもらったのですが、他の部分はまだまだでした。意見を出し尽くしてしまい、困ったときには私がリーダーとして意見を出して、そこから肉付けしていくということをしていたのですが、私自身も何も出来なくなってしまった時がありました。そのときに先生方や両親が手助けをしてくれて、祖父母までもが連絡をしてきてくれました。私たちは社会経験がありません。しかし、社会経験のある周囲の大人に意見をもらったことで、また異なる視点でマーケティングプランを見直すことができました。「聞く」「知る」ということは、本当に大切なことなのだと改めて思いました。

 準決勝当日を迎え、今年はオンラインでの開催で、昨年度と異なった形でした。プレゼンは、今までにないほどうまくできましたが、プレゼン中に審査員の方々がiPad上に小さくしか映らず、表情を確認できなかったことが不安でした。質疑応答で「実現可能性」について尋ねられ、更に厳しい意見をいくつも頂きました。正直悔しい気持ちが大きかったですが、詰めが甘かったと思い、納得できました。

 二度のキャリア甲子園を通して、どちらの大会も準決勝止まりだったということは、私たちにまだまだ未熟なところがあるということであり、反面、それは、これからこの経験を活かして何かにチャレンジできるということでもあると思いました。そして今は悔いなく終われて達成感でいっぱいです。

 今回のキャリア甲子園を終えて、将来関わりたい職業や、そのために行きたいと思う希望進路も確定したので、決勝に進めなかった分、残っているエネルギーを「これから」に向けていこうと思います。                  (大前)