SCHOOL

<通信欄> トピックス 【先輩の母校訪問】👉先輩・末松信介文部科学大臣にご来校いただきました。

令和3年度 三田学園高等学校卒業式

2022/03/14

穏やかな陽射しが春の訪れを思わせた、気持ちの良い晩冬の日。

去る2月28日(月)、今年度105回生・266名が小寺ホールに集うなか、本校高校の卒業式を執り行いました。

長引くコロナ禍から、今年度も式典への出席者は卒業生と教職員のみ。卒業生保護者の方には会場内に複数のカメラを配置しての万全の態勢で、動画ライブ配信を行わせていただきました。

まずは、この度もこのようなかたちでの卒業式となりましたことをお詫び申し上げますとともに、各方面からのご理解をいただけましたことに厚くお礼申し上げます。

式典そのものは登壇者の数を極力抑えての簡素かつ簡潔なもの。しかし、厳粛でいて凛とした佇まいの本校伝統の卒業式スタイルは健在で、式は昨年度同様に卒業生がすでに着席したなかで開式の辞が告げられました。

静寂と心地よい緊張感に包まれた会場に、各クラス担任教員が読み上げる卒業生一人一人の氏名が響き渡ると、卒業証書の授与。クラス全員が起立するなか、クラス代表の生徒が松井学校長から卒業証書を手渡されると、思いを込めた礼を深々と三方に向けました。

続く賞状・賞品授与では、部活動等で顕著な功績の見られた生徒に贈られる本校独自の桜陵賞と、在校中に高校生徒会会長を務めた生徒に与えられる日本私立中学高等学校連合会会長賞が。丸泉理事長から氏名を読み上げられ、賞状と賞品を手渡された当該生徒たちの、緊張のなかにも晴れやかさのにじむ表情が印象に残りました。

祝辞も昨年度と同じく、学校長と理事長のみ。式辞に登壇した松井学校長は、「人は自分の知っている言葉の中でしか考えられません。さまざまな分野の本を読み、いろいろな体験を積み重ねながら、皆さんは自分で考える習慣を身に付けてください。これから出会う多くの人との関わりを大切にし、信じる道を突き進んで、社会に貢献できる人に成長されるよう期待しています」と、本校で学んだ自主性、自分で考えることの重要性をあらためて伝えました。

さらに、丸泉理事長からも温かな言葉が。「皆さんはこれから、進路は異なっても自分が得意とする能力を高めてください。時にはどうにも答えの出ないこともあるでしょうが、そんな不確実な状態でも諦めずに努力して耐え、明日への希望を見出してほしいと思います。輝かしい明日が待ち受けていますから、自分を信じて好きな道に邁進してください」と、コロナ禍で耐えてきた卒業生たちに心からの応援メッセージを送りました。

卒業生代表が記念品目録を手に登壇すると、学校長からは微笑みとともに謝意が。そして、式典は在校生と卒業生のこれが最後になる気持ちの交換、送辞と答辞を迎えました。

送辞では在校生代表の高校生徒会会長、鈴木凜太朗さんが、「コロナ禍による休校・分散登校で先輩方と触れ合える機会が少なかったまま、お別れの時を迎えたことが信じられず、寂しい気持ちがこみ上げます。社会の大転換期を経験された先輩方は、百折不撓の精神で前だけを向いて進んでいただきたいと思います」と、ともに苦節の2年間を過ごしてきた先輩への敬意に満ちたエールを送りました。

対して、卒業生代表の榊原優斗さんは、「この2年間は部活動も授業も学校行事も、今までのありふれた日常がすべて非日常となりました。教室でのクラスメイトとの時間がこんなに大切だと感じたことはありません。高校生でいられる時間は短い。在校生の皆さんはやりたいことがあるならぜひやってほしいです」と、自らの経験を元に“愛”のあるメッセージを後輩に届けました。

閉式まで約1時間。短い時間のなかにも、登壇者それぞれの言葉には、高校生活、とりわけこの2年間の一言では言い尽くせない卒業生と教職員の思いが込められていて、その場に居合わせた誰もが胸にギュッとくるような感覚を抱いた卒業式になりました。

閉式後は会場の外で卒業生が最後の一言を動画に収めていたと同時に、卒業生のいなくなった会場では高3学年主任が保護者の皆様に向けて、最後のご挨拶をライブ配信させていただきました。

これからそれぞれの道で、学生から社会人へと成長を遂げていく卒業生の皆さん。

三田学園はいつまでもあなた方の母校です。何かあれば、いつでも帰って来てください。

保護者の皆様には、長い間本校の教育活動にご理解とご支援・ご協力を賜りましたこと、あらためまして感謝申し上げます。

卒業生そして保護者の皆さん、この度は本当におめでとうございました。

 

 ▇令和3年度 三田学園高等学校卒業式 式次第

開式の辞

卒業証書授与 卒業生266名

1組 代表 金井翔汰、2組 代表 石尾駿之介、3組 代表 柴崎友寿、4組 代表 小谷奈穂子、5組 代表 大西秀弥、6組 代表 山口友里華、7組 代表 渡邊匡弘

賞状・賞品授与

桜陵賞 物理部 西 涼太朗・杉森敬太・南 皓太、弓道部 岡田灯花、自転車競技部 植松史弥

日本私立中学高等学校連合会会長賞 榊原優斗

学校長式辞 松井忠幸

理事長挨拶 丸泉琢也

記念品目録贈呈 代表 斉脇光希

送辞 在校生代表 鈴木凜太朗(高校生徒会会長)

答辞 卒業生代表 榊原優斗

閉式の辞