学校長メッセージ

MESSAGE

ヨガのような教育を!

 2022年4月に着任しました眞砂和典(まさごかずのり)と申します。よろしくお願い致します。三田学園の自然豊かで広大な環境に身を置いて清々しい気持ちで日々の教育に携わっています。人間関係に振り回されて他の人がどのように自分を見ているかに汲々とした毎日では神経が磨り減るばかりです。時には自然の中に自身を埋もれさせ、小さな動植物から大きな天体までを含めた自然に思いを馳せるのは人としてとても大切なことだと思います。私たち自身が自然のほんの一部であることを忘れてはなりません。
  さて、三田学園の教育は110年の伝統を踏まえつつ大きく変わろうとしています。キーワードは探究です。探究をするためには「生徒主体」や「対話的」は必然です。そして「深い学び」に繋がっていきます。この原動力となるのは生徒自身が学びを楽しいと感じられる意欲に違いありません。生徒たちへの働きかけとして私たち教員の仕事も変わっていかなければなりません。
  おかしなタイトルの文章をここまで読んでくださりありがとうございます。私はこれまでの教育がマッサージ師のような教員による揉み込み、教え込みだった部分が多かったのではないかと考えています。教員の強いリーダーシップは効率よく知識を詰め込むには役立ちますが、生徒の意欲をかきたてて自律的な学びを深めるには邪魔になる場合があります。「手取り足取り」もどこかで卒業しなければならないのです。体をほぐすという同じ目的でもヨガは全く手法が異なります。本人が自分の体を使って自分で体をほぐすからです。更にヨガには体をほぐす以上の効果があります。
  模範解答のない問題に立ち向かう準備をするのがこれからの学校です。自分の力で問題に取り組み、経験値を上げることがとても大切です。経験は知識をどのように使うかという知恵を育みます。
  若者が自ら難問に挑むことができるように私たちは全力を尽くしたいと考えています。